塩麹とはなぢ

身の回りの小さきを愛す

雌滝

文章を書ける、と思う気持ちが消えた。 何度も打っては消している。寺山修司の『海に霧』に感銘を受けたこと、幼稚園の頃に捨てた絵のこと、たくさん脳には書けそうなことがあって今しか文章に残せないと思うのに、どうにもできない。頭に浮かんだものを丸く…

n街にて 

飼い主を待つ柴犬に勝手に心を重ね、撫でようとしたら噛まれそうになった。なんだこの犬はと、恥を紛らわすかのように罵りの意を抱いたけれど、噛みつこうとするところまで自分と重なった。唸ったのちにフセをして、歩ける時を待ち続ける毛並みが、わたしの…

シナプスを恨む

調理実習が大嫌いだった。 何もできないのは自明なのだが、蓄積された小賢しさにより「やってる風」はうまいので、メチャクチャ丹精込めて(る風に)皿洗いをしたり、大根おろしはおろしすぎるまで自分の仕事にしていた。かなりスローな行動で時間を稼いでいた…

S(壮大な)J(時間を)K(拵える)

久しぶりに書いてみる。 冷たすぎる爪先をヨレヨレの布団に押し込みつつ、将来の不安や目先の出来事に板挟みされている。あと一年もすれば大学受験。完璧な不安材料である。 というか、大学受験と改めて文字にすると、普段意識していなかった自分の"高校生さ…

鼻血放ち

ちょうどコレを書き始めたのは去年の今頃、ちょうど鼻血がで始めた頃、ちょうど一年前。 でも最近は余裕がなく日記をかけない日が続いてた。 ずっと現像していなかった写ルンですは宝箱のようで、撮った覚えもない素敵な写真がたくさんあった。ソフトクリー…

12/26水曜日のダウンタウン2時間SP

最近ずっと投稿していなかったけど、コレはせざるを得ないトンデモ回だった。 まずはOP、毎度のごとく最高すぎるヤツ。 今回はクリスマス後だったからチキンライスの歌詞が「昨日はクリスマス」としてサンプリングされていた。サンタとトナカイに代わってエ…

まさにモラトリアム

私はすぐ情緒が不安定になってしまう。どうすればいいのだろう。 将来の不安や、突然できなくなってしまった事、人間関係、ありとあらゆるモノに対しての負を抱えこんでいる。そして、重荷を抱えている人は私だけでは無いしその重荷自体、自分が今までして来…

クリープハイプのすべ展にすべりこみで

たくさんの人が初売りみたいに地べたに座って扉が開くのを待っていたり、走ったり人を押しのけたりしていて初っ端から疲れてしまった。ただクリープハイプのすべ展はとてもよかった。 『愛の標識』ってまさにこの写真通りだと思う。「わかりやすく」するため…

懐古できるほどの時間と成長が欲しい

若かった頃を懐古してる人が羨ましい。中高の時あんなバカしたなとか、あの教科が苦手で追試ばっかりだったよとか、そんな事をサラッと笑い話にできるほどの時間と成長が欲しい。 まさに今「懐古される時」を生きている。ただ当のわたしはそんな渦中なんてイ…

キリンジを借りた

キリンジは絶対好みだ、というのはわかっていたのだけどタイミングが合わなくて借りられなかったCDを、やっとパソコンに落とした。 ヤバイな。ベスト盤をとりあえず借りてみたのだけれど、ヤバイ。もともと知ってたのは『エイリアンズ』と『雨は毛布のように…

万引き家族をみた

万引き家族をみた。いつもの悪い癖で有名になったから観るのをやめようとか一瞬思ったのだけど、やっぱり悪い癖なのだと痛感する、それほどに良い映画だった。 深い海底から太陽を見上げるようだ。重くて暗くて息苦しい筈なのに、人と人が「家族」であるだけ…

ひくつ

とうとう今日、耳をつんざくアイツらが聞こえた。「うるせえ」を筆頭に、心中でボロクソに言いながらトボトボ長い道のりを歩いて家に向かう。 ますます卑屈になる自分が怖くて仕方がない。心の中の口癖は、「もうダメだ」と「私なんか」。最悪である。私のポ…

雑日記

テレビを観て本を読んでるだけの一日。もう最高。ひさびさにトリビアの泉を一気見した。やっぱり面白い物はずっと変わらず面白い。 そういえばもう6月に入り、梅雨入りなんかしちゃって低気圧にやられている日々。気圧の変動で心の安定がなくなるわたしは、6…

つんどく

積読本が溜まりすぎた。著名な作家が現代語訳した古文の本、舟を編む、苦汁200%、吉田修一のひなた、世界観文庫。気がつけば溜まりに溜まる本。なんでなんだろう、いつもいつも本が溜まる。時間を見つけては読んでいるのに一向に減らない。 やることずくめの…

ロンハー『有吉先生のタレントマジ相談』をみた

ロンハー「有吉先生のタレントマジ相談」を観た。6年くらい前の。 めちゃくちゃグサグサくる。マジで観てるのもキツイくらい、自分に言われているような気すらした。ただ、有吉先生の厳しい言葉の一つ一つが全てその通りでしかないし、実際「相談者」たちに…

武道館へ

気づいたら毎日忙しすぎて、更新が遅れすぎた。はあ。 今日は武道館へ。「クリープハイプのすべて」の為に猛ダッシュに猛ダッシュを重ね、開始1分前に到着した。 しあわせだった。マジで。ああ。あああ。日々の細々した負が溶けているのを感じた。幸せだなあ…

すぐ過ぎる

去年のこいのぼり。でっかい公園に犬と友人で出向いた時の。 もう、気がつけば一年が経っている。気がつけば、今日は終わりかけている。気がつけば、また風呂歯磨きをしていない状態で眠りそうになっている。深夜に起きて風呂に入るのがしんどい。もう寝たい…

なんでもない

犬が隣で寝ている。あーかわいい。かわいい。いつでも犬はかわいい。大好きだ。彼女はいつでも私に足りないモノを教えてくれる感じがする。スヤスヤと寝ている姿を見ていると、自分の余裕のなさに気づく。 なんでもない日に、なんでもないことで一喜一憂する…

ネパール人の感情

近所のネパール人が経営している謎のカレー屋に行った。 店内に入る。席に着くや否や、無表情のネパール人店員が「ダイジョウブデスカ」と話しかけてきた。いきなり心配してくれたと思ったら水と一緒に投げるようにお絞りをくれた。ここにお店ができて5年く…

ハイパーハードボイルドグルメリポートを一挙に観た

二日くらい前、録画欄にあった見慣れぬ字面。おまかせ録画されていた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』。タイトルのインパクトから軽い気持ちで観はじめたがオープニングで惹かれた。初っ端からイカしている。めちゃくちゃにスタイリッシュで格好い…

4/11水曜日のダウンタウンこち亀SP

疲れ果てた身体のまま録画の再生ボタンを押す。疲労が取れる取れる。腹を抱えて、息ができなくなるくらい笑った。『毒素が出る』ってこんな事なのだと、普段使いもしない言葉がすぐ出てくる自分に驚く。超スッキリした。 OPがやはりすごかった。まだ細かく見…

良くはないが悪くもない

疲れ切ってバスに乗る。あー疲れた。頭痛も酷い。グワグワしている。 今日はお昼をある会の人々で食べに行ったが、たらふく食わされた挙句に得るものはカロリーくらいしかなかった。 自分でも驚くくらい低い声でバスの運転手に最寄りの駅を告げた。疲れてる…

貝から教わる色

貝を食べた。アサリの味噌汁を飲んだ。 気づいた、貝には同じ模様のモノが一つもない。柄がOL的なコもいれば、おとなしいけれど野心を持っていそうなコ。色も柄と全く違って、とっても可愛いじゃないか。 貝って人間以上に「十人十色」である。 いやはや、人…

寝殿造の系統変えるわ

「JKでびゅー」。頭が溶けそうな文字で友人がプリクラに書いてSNSにあげていた。 4月1日。進学する者は次の学年になる日。とうとう私も「でびゅー」したそうだ。ただ、誰が誰だかわからない加工された顔でめいめいポーズをとる友人たちを見ていると、なんだ…

3/31オールスター後夜祭

最初から度肝を抜かれた。清原和博スタートはヤバい。このオチも良い意味で裏切られる。タレント名鑑に出てきた紳助似の自称ウド鈴木のそっくりさんの流れを思い出した。すごい裏切り。 感謝祭でクロちゃんが本当に食べた物を暴いたり、アナタの記憶でいじり…

『死にたい夜にかぎって』を読んだ

『死にたい夜にかぎって』を読んだ。ダサい言い方をするけれど泣いて笑える。これマジ。泣いて笑った。 爪切男さんが関わってきた女性を軸に、超体育会系な父の話や前歯のないホームレスとの思い出などが綴られている。 中でも好きだったのは、僅かな毒を着…

「余韻がやばい」を知る

余韻。よく若い奴らが言う。余韻がやばいー、とか。そう言う奴いけ好かなかったけれど、今の私は「余韻がやばい」状態っぽい。 そうとう心を持っていかれた映画を観た。観終わってしまったら虚無感でふわふわしすぎてどうしようもなくなってしまった。良い映…

いいモノのせいで

いいモノ。音楽、映画、本。良いモノを探し求める。なのに、良いモノに出会うと抜け殻みたいになる。 今抜け殻。小さい時から映画はよく観てたが、毎回心が満たされた後に何故か空っぽになる。空っぽなのに満たされてるし、満たされてるのに空っぽ。それを自…

『百円の恋』、『私たちのハァハァ』を観た

『百円の恋』、『私たちのハァハァ』を観た。最終日でした。 はぁ。圧巻。二本続けて観られるなんて幸せ者でしかない。 映画館の一番前はデメリットしかない、とはてなブログもなんかのアフィリエイトなサイトにも書いてあった。そんなのよく言われることだ…

微睡み

あのラジオの音が遠のく。大好きな曲のギターリフが脳内に淡く溶け込む。 春は眠い。少しでも横になったらもうお終い、微睡みが膜を張って私をどこかへ連れていく。それは馴染み深い場所かも知れないし、異国の見た事も無い街かも知れない。意識があるのかな…