塩麹とはなぢ

身の回りの小さきを愛す

音楽

クリープハイプのすべ展にすべりこみで

たくさんの人が初売りみたいに地べたに座って扉が開くのを待っていたり、走ったり人を押しのけたりしていて初っ端から疲れてしまった。ただクリープハイプのすべ展はとてもよかった。 『愛の標識』ってまさにこの写真通りだと思う。「わかりやすく」するため…

キリンジを借りた

キリンジは絶対好みだ、というのはわかっていたのだけどタイミングが合わなくて借りられなかったCDを、やっとパソコンに落とした。 ヤバイな。ベスト盤をとりあえず借りてみたのだけれど、ヤバイ。もともと知ってたのは『エイリアンズ』と『雨は毛布のように…

武道館へ

気づいたら毎日忙しすぎて、更新が遅れすぎた。はあ。 今日は武道館へ。「クリープハイプのすべて」の為に猛ダッシュに猛ダッシュを重ね、開始1分前に到着した。 しあわせだった。マジで。ああ。あああ。日々の細々した負が溶けているのを感じた。幸せだなあ…

飛沫を纏う『愛し愛されて生きるのさ』

小沢健二。オザケン。すげー。いつでもすごい。なんなのこの人。 アルバムの『Life』、新しい。24年前に発売されたものなんて思えない。昨日出ましたって言われても全然信じる。 一曲目の「愛し愛されて生きるのさ」。この曲すごいよね、歌詞云々よりまずこ…

ロマンと風の街、ドブと暴風の街

その観光地はダサくて好きじゃない。客も街もダサい。 でも、頑張って南国に寄せている姿がちょっとかわいい。確実に日本なのに、南国ぶっている。ドブレベルに汚い大海を、ハワイの美しいビーチに見立てるその日本人すぎる精神がかわいい。日本庭園をなかな…

あの嫌いのうた

泣ける。ただ好き。尾崎世界観の歌声が大好きだ。誰かの弱みにスッと入って、励ますでもなく一緒に弱くなってくれる。 弱みを誰かに励まされると、時として心が果ててしまう。だから何度も優しさを仇で返しそうになった。そんな事をしているからもっと自分が…

バンド

成し遂げてきた。真面目くさったでかい教室をライブハウスにしてきた。嬉しかった。完全にアポから企画書からやってきた。とてもしんどいことだらけだった。ただ、演奏する者として、時代に取り残された制服を一様に纏う大勢の友人たちを見て、涙が溢れた。…

大木凡人と尾崎世界観

格好いい。悔しかった、彼らの名前を知った時。 ただ尾崎世界観という名前は、はじめは受け付けなかった、受け付かせないようにしていた。だってネットのツマラナイ人間達がこぞってクリープハイプを貶していたから、それを鵜呑みにするようなバカだったから…

KIRINJIとしがらみと憂き世謳いの先祖

物事にはしがらみが付き物、何故かは知らないがセンスが問われるようなモノはしがらみも把握していないと「野暮」なヤツになってしまう。 音楽もその一つ。知ってるぶんには、知らない人より深くその楽曲を楽しめるとは思う。ただ、詳しく知らない人の事を「…

夢中さチューリップに、財津和夫に

最近気づいた、自分は何かを言葉や文字に表していないと壊れそうになる。皆そうかもしれないけど、自分はそのリミットが早い気がする。 普段、自分の事を喋りすぎないように気をつけているが、それは水の中で呼吸しろと言われてるみたいに苦しいことだ、物理…