塩麹とはなぢ

身の回りの小さきを愛す

『草』を生やしたい。草すら生えない。

友人のほとんどは文面で、クソほどつまらない事でも「めっちゃ面白いwwwwwwwwwwwwwww」とかいう。本当か??笑いすぎだろう。本当に笑って文字を打ってるのか????

こんな事は、言い尽くされたような事、『草』側の人間も、他の同じような人に対しては疑問を抱いていたりするんだろう。

そんなの受け流せばいいじゃん。そう思う。ただ私はその渦中にいるから状況も含め、ぬくい顔馴染みしかいない世界に生きるのだから、少しのスレ違いは負担になる。シェアハウスみたいな感じ。

面白くない事で笑えない。私も『草』を生やしたい。だって愛想笑いには限度がある。そんな、クソほどつまらない事で茫々と生い茂る生命力を私は欲しい。

ただ、自分は面白い事に対しては従順だと思う。捉え方次第で面白くなるモノを、いつも見逃さないように気をつけている。本当に面白いと思ったら腹を捩れさせて笑う事も多い。笑いすぎて涙もよく出る。

こんなに笑いの入り口は広いのになぜ、『草』を生やさないのだろう。

幸か不幸か、私は笑いに対する考え方が今の周りの人々とは違うようだ。

癖なのか、自分はいつも少しだけしんどい道を選ぶ。きっといつかのタイミングで『草』を生やさない生き方を選んだのかもしれない。ちょっとしんどい選択。でもその選択に後悔とか安堵とか別に覚えていない。だって結構どうでもいい話だから。

ただ時々、他人の心に根をはる緑が羨ましく見えてしまう。その時は逆転の発想、雑草を生えさせない自分の心をいたわってあげよう。

ていうか「つまらない事」について書いていたら、本当にクソつまらない文章になった。驚いた。草すら生えないなこれ。