塩麹とはなぢ

テレビと音楽をかくときめた

ハイパーハードボイルドグルメリポートを一挙に観た

二日くらい前、録画欄にあった見慣れぬ字面。おまかせ録画されていた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』。タイトルのインパクトから軽い気持ちで観はじめたがオープニングで惹かれた。初っ端からイカしている。めちゃくちゃにスタイリッシュで格好いい。これはアタリだ。そう確信したのにも関わらず、超多忙な一日だったせいで殆ど観ることなく寝た。もう一度観ようと思ったら何故か録画が消えていた。不可解中の不可解である。

だからやっとTVerで観た。

半年くらい前に、二週に渡って『ハイパーハードボイルドグルメリポート』は放送されていたらしい。そんなの何も知らなかった。ダメだなあ私。今だけ前の放送分も配信されているから食い入るように観た。コンセプトは『クレイジージャーニー』みたいな感じかと思っていたけれど、また少し違う。両者ともマジなリアルを取材する枠組みの中で、『クレイジージャーニー』はポップさが強めなのに対し、いま観た『グルメリポート』はよりスタイリッシュだと感じた。上手く言えないけれど。

とにかく飯を軸に番組は進む。飯を取材する中でその街の、その国の、その人々のリアルを垣間見ることができる。最初は顔を強張らせたまま取材を受けた女性は、取材をする内に笑顔を向けるようになった。飯を食べてからは、また格段に表情が柔らかくなる。

旅をする者は一様に「食べ物は人を繋げる」と言っていた。よく言われることだけれど、わたしは今まで意味がわかっていなかったようだ。この番組を観て言語や性別を超えた「飯」の繋がりを知った。ギャングもマフィアも別居中の夫も妻も、皆食べることで繋がる。すげー。こんな事、普段の生活で思った事ない。マジでこのテレビのすごさに圧倒される。

ナレーションが一切無いからこそ、小藪の腕も番組の質の良さもわかる。超スタイリッシュ。最高に格好いい。もともと街ブラとかグルメとか、平和で「見流し」やすい番組に興味がなかったが、ヘビーなこのグルメ番組はわたしの心に響きまくった。初めて好んで観ているグルメ番組。それも美味しそうで、真っ当なグルメ番組。

半年前同様、二週連続で放送されるようで4/16。楽しみ。超楽しみ。いい番組を見つけられてほんとうに嬉しい。

きっとまた観られるのは半年後かもしれないけれど、それまで首を長くして待ちます。