鼻血放ち
ちょうどコレを書き始めたのは去年の今頃、ちょうど鼻血がで始めた頃、ちょうど一年前。
でも最近は余裕がなく日記をかけない日が続いてた。
ずっと現像していなかった写ルンですは宝箱のようで、撮った覚えもない素敵な写真がたくさんあった。ソフトクリーム、多分食べてない気がするし。
フィルムの写真は感情がザラザラと表面についてるみたいで好きだ。ヨーグルトについてくる砂糖みたいに耽美的でもあれば金縛りのように見えない手で心臓を掴まれるような感覚に陥ることだってある。写真が写真以上の何かになる瞬間は蕩けるみたいに心が凍る。アルバムに入ったチェキを眺める時、データフォルダを見返す時、いつも相反するイメージを孕んだその気持ちが溢れ出る。
そういえばメリーゴーランド乗ったんだったな。遅すぎて全然楽しくないことが愉快だった。
嗚呼、もう春だ。新学期です。増した未来への責任が重すぎる。明日から頑張らなきゃ。いや「頑張らなきゃ」はダメだな。
「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎて自己否定に苛まれていた時、あんなひょうきんな友人が頑張らなくていいんだよ、と言ってくれたことがあったな。とっても嬉しかった。春はそんな程度でいいんだよね。いま一瞬でもそう思えるならそれは素晴らしい事。信じよう、ひょうきんなあの子も自分の今も。
今日も鼻血は出た、風呂に入っている時に出た。なかなか手慣れたもので慌てもしなくなりました。一年は長くて短くて長い。今年を大切に生きたい。忘れたくないことを忘れないために、自分のしたい事を揺るがさないために、ね。